ボトックスの詳細について・ヒアルロン酸の詳細について
しわ
皮膚の表面は、細かい溝(皮溝)があり、その溝で囲まれて小さな盛り上がり(皮丘)があります。そして、皮溝と皮丘により「皮紋」という模様があります。いわゆる「キメの細かい肌」というのはこの皮紋の網目模様の大きさと形が均一な状態を指します。
10代の頃は、この皮紋が細かく均一なので、しわというものは見られませんが、歳を重ねるごとにこの皮紋は粗くなりはじめ、そのうち皮溝の深さが不均一になってしまいます。肉眼で見える深い溝が一定方向に走り、小じわやちりめんじわと呼ばれるようになります。
しわのできる一番の原因は、肌の乾燥です。加齢や紫外線、空気の乾燥、皮膚機能の低下などにより、角質層の水分保持機能が低下すると、皮膚はかさつき、肌荒れを起こしてしまいます。すると、肌の表面は収縮し、皮溝と皮丘の幅が広がり、 皮紋が不規則な網目状となってしまいます。
たるみ
何らかの原因で、お肌や表皮下の脂肪が重力に負け下がってしまった状態が「たるみ」です。
たるみの原因は大きく分けて3つあります。
肌の弾力の低下
真皮の中で、バネのように肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンの質が変化して、肌の弾力が失われます。
皮下脂肪の肥大化
皮下脂肪は、エネルギーを貯蔵する役割をはたします。しかし、加齢により皮下脂肪の代謝機能が衰え肥大化すると、重力の影響により下方向へ落ちてきます。
筋肉の質の低下
顔の表情筋は手足の筋肉とは異なり、骨ではなく直接皮膚についているため、細かな表情を作り出すことができます。加齢に伴い体の筋肉が衰えるように、顔の筋肉も衰えていき、その上に位置する皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなります。
ボトックス
ボトックスについて
ボトックスに含まれる成分であるボツリヌストキシンAは、筋肉の収縮を抑える作用があります。そもそも、しわとは表情筋が収縮することによってできますので、ボトックスにより「表情ジワ」を大きく改善することが可能です。
ボトックスは、1980年代後半に米国食品医薬品局に承認されました。日本でも眼瞼痙攣、片側顔面麻痺などの疾患に対して使用が承認されており、安全な薬です。今まで全世界で700万件以上に使用されてきましたが、重度のアレルギー反応などは報告されていません。
ボトックスはこんな方におすすめ
- 眉間のシワが気になる方
- 額のシワが気になる方
- 目尻のシワが気になる方
- 小顔になりたい方
- 顎の梅干しシワが気になる方
- 多汗・腋臭が気になる方
ボトックスの効果について
- 注入箇所のシワの改善
- 小顔効果
- 多汗症の改善
ボトックスの施術までの流れ
施術の予約までの流れ
- 診察(カウンセリング)にご来院※診察は予約制ではございません。
- 院長から施術の具体的なご説明(施術の流れ・副作用リスクについて)とボトックスの同意書の発行
- 同意書に同意いただけましたら、診療費のお会計後に受付にて施術日時のご予約を承ります。
施術当日の流れ
- 施術予約日時にご来院
- 施術室にご案内
- ご希望部位の確認後、看護師が表面麻酔を塗布していきます。
- 施術前に院長より再度ご希望部位の確認後、院長がボトックス注射(注入)を行います。
※痛みやお肌の状態を確認しながら丁寧に注射(注入)していきます。 - 施術後、注射(注入)部位のお肌の状態を確認し、問題がなければ施術終了
- 施術代金のお支払いをしていただき終了
施術後の診察の流れ
- 施術後1週間経過しましたら、施術箇所の経過確認のためご来院ください。
※診察は予約制ではございません。 - 施術箇所の経過を診察します。
- 問題がなければ診察終了
- 診察料金をお支払いいただき終了
※その後、ご希望の方は1カ月後などに経過観察にご来院ください。
ボトックスの副作用(リスク)
1.施術中に痛みを感じる
ボトックス注射の施術時は、ボトックス注入部位にチクっとした痛みを感じます。
ボトックス注射は、予防接種や採血で用いられる注射針よりも極細の注射針を使用し施術していきます。痛いといっても、予防接種や採血が問題なく行える方であればそこまで痛みについての心配は必要ありません。
当クリニックでは、患者様により安心して施術をしていただけるように、表面麻酔を塗布してからボトックス注射を行います。
痛みには個人差がありますが、痛みは施術後~翌日までにおさまることがほとんどです。まれに数日続く場合もありますので、その際はすぐに医師の診察をお受けください。診察を行い症状に応じて適切な処置及びお薬の処方をさせていただきます。
- 施術に伴う痛みは、施術前に表面麻酔を塗布することによって、なるべく痛みを感じることなく施術していただけるようにしておりますので、安心して施術をお受けください。
- ボトックス注射は全額自己負担(保険適用外)となりますので、より患者様の負担軽減のため、当クリニックでは麻酔料金はいただいておりません。
- 痛みに弱い方にも安心して施術していただけるように、表面麻酔時間は30分~150分の間で患者様ご自身でご選択いただけます。
2.腫れ・内出血・むくみ
ボトックス注射は、お肌の表皮に極細の針を刺してボトックスを注入しますので、切開施術のような傷痕は残りません。しかし、ボトックスを注入した部位に腫れや内出血、むくみやかゆみなどが起こることがあります。
これらの症状は注射針を刺す治療には起こりえるものですので、時間の経過とともに症状は落ち着いていきます。ほとんどの方が1週間ほどでこれらの症状は治まります。まれに10日~2週間以上症状が治まらない場合は、すぐに医師の診察をお受けください。
3.アレルギー反応
ボトックスに含まれる成分ボツリヌストキシンはアレルギー反応が起こるリスクが低く、万が一発症しても通常の副作用と似た腫れや赤み、痒みなどが1週間前後現れる程度で、今まで全世界で700万件以上に使用されてきましたが、重度のアレルギー反応などは報告されていません。
ただし、体質によっては症状が強く出る可能性や長引く可能性があるかもしれません。何かしらのアレルギーを持っている方や不安な方は、必ず診察(カウンセリング)時に医師へ事前にご相談ください。
4.頭痛が起こる
ボトックス注射行うと、今までとは違う筋肉が働いて顔のバランスが変わりますので、筋肉が疲労して、その影響で頭痛がしたり、倦怠感などが起こることがあります。
施術後の頭痛や倦怠感の症状は安静に過ごしていれば数日経つと治まっていきますが、まれに頭痛と一緒に発熱やめまい、吐き気といった症状が見られる場合は、製剤が身体に合わなかった可能性や、適切な施術ができていなかった可能性があるので、すぐに医師の診察をお受けください。
5.嚙む力が弱くなる
ボトックス注射施術後、噛む力が弱くなったり、噛み心地に違和感ができることがあります。
エラ張りを目立たなくしたり、小顔効果を目的としたボトックス注入の場合、噛む時に使われるあごの筋肉を緩めますので、注射量が多いと噛む動作に支障をきたしてしまいます。
特に硬い食べ物が食べにくくなりますが、ほとんどは一過性のものなので時間が経てば治り、生活に支障はありません。
ボトックスの施術をお受けいただけない方
- 妊娠されている方・妊娠の可能性のある方
※必ず医師にご申告いただき診察時にご相談ください。 - ケロイド体質・アトピー性皮膚炎・光過敏症・感染症などの肌トラブルのある方
- 神経疾患のある方
- 過去に麻酔でアレルギー症状の出た方
◆上記に該当する方は、必ず診察時(カウンセリング時)及び施術前に医師にご申告いただきご相談ください。
ボトックス注射の料金詳細
※ボトックス注射は保険適用外となりますので、全額自己負担となります。
ボトックス注射の料金表 (全て税込価格) |
||||
自費初診料 | ※当クリニックにて初めて自費診療をお受けいただく方 ※前回の自費診療から3カ月以上経過されている方 |
3300円 | ||
自費再診料 | ※前回の自費診療から期間が3カ月未満の方 | 1100円 | ||
名称 | 単位 | 料金 | ||
ボトックス注射 | 1バイアル(50単位) | 44000円 |
- ※ ボトックス注射施術時には、上記のボトックス注射料金と合わせまして自費初診料または自費再診料をお支払いいただきます。
- ※診察(カウンセリング)は予約制ではございません。診察時に院長から具体的なご説明とボトックス注射についての同意書をご記入いただいた後に施術のご予約を承ります。
- ※ボトックスの施術は予約制となっております。
- ※麻酔料金は無料です。表面麻酔時間は、患者様のご希望に合わせて30分~150分内でご案内しております。
ボトックスの診察(カウンセリング)受付時間について
ボトックスの診察(カウンセリング)をご希望の方
- 【受付時間】
- 午前: 8時50分受付開始~11時00分受付終了
- 午後:13時50分受付開始~16時30分受付終了
※診察(カウンセリング)は予約制ではございません。
※診察(カウンセリング)時に、自費初診料または自費再診料のお支払いがございます。
※ご来院時ならびにお電話にて診察のご予約は承っておりませんので、上記の受付時間内にお越しいただきますようお願い申し上げます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸とは、皮膚の構造物質の一種で、皮膚を支える柱のような役目を果たしています。コラーゲンに比べて耐久性が高いので、多くの美容皮膚科で用いられています。
真皮、皮下に直接ヒアルロン酸を注入して、肌の張りを回復させ、シワやたるみを目立たなくする治療です。即効性があり、注入した直後からメイクも可能で、日常生活で特に気をつけることもありません。
眉間のしわや、ほうれい線などの深いシワにも効果が期待できます。
ヒアルロン酸はこんな方におすすめ
- ほうれい線が気なる方
- ゴルゴラインが気になる方
※目頭部分から頬の中央に沿って斜め下方に伸びる直線的なくぼみ(ライン)のことです。正式には『ミッドチークライン』といいます。 - 口唇をふっくらさせたい方
- アゴをシャープな印象にされたい方
- 顔を若返った印象にされたい方
ヒアルロン酸の効果とは
- 注入箇所のシワの改善
- リフトアップ効果
- お肌にハリと弾力を与える
- 口唇をふっくらさせる
- 涙袋の形成
- フェイスラインを整える
ヒアルロン酸の施術までの流れ
施術の予約までの流れ
- 診察(カウンセリング)にご来院※診察は予約制ではございません。
- 院長から施術の具体的なご説明(施術の流れ・副作用リスクについて)とヒアルロン酸の同意書の発行
- 同意書に同意いただけましたら、診療費のお会計後に受付にて施術日時のご予約を承ります。
施術当日の流れ
- 施術予約日時にご来院
- 施術室にご案内
- ご希望部位の確認後、看護師が表面麻酔を塗布していきます。
- 施術前に院長より再度ご希望部位の確認後、院長がヒアルロン酸注射(注入)を行います。
※痛みやお肌の状態を確認しながら丁寧に注射(注入)していきます。 - 施術後、注射(注入)部位のお肌の状態を確認し、問題がなければ施術終了
- 施術代金のお支払いをしていただき終了
施術後の診察の流れ
- 施術後1週間経過しましたら、施術箇所の経過確認のためご来院ください。
※診察は予約制ではございません。 - 施術箇所の経過を診察します。
- 問題がなければ診察終了
- 診察料金をお支払いいただき終了
※その後、ご希望の方は1カ月後などに経過観察にご来院ください。
ヒアルロン酸の副作用(リスク)
1.施術中に痛みを感じる
ヒアルロン酸注射の施術時は、ヒアルロン酸注入部位にチクっとした痛みを感じます。
ヒアルロン酸注射は、予防接種や採血で用いられる注射針よりも極細の注射針を使用し施術していきます。痛いといっても、予防接種や採血が問題なく行える方であればそこまで痛みについての心配は必要ありません。
当クリニックでは、患者様により安心して施術をしていただけるように、表面麻酔を塗布してからヒアルロン酸注射を行います。
痛みには個人差がありますが、痛みは施術後~翌日までにおさまることがほとんどです。まれに数日続く場合もありますので、その際はすぐに医師の診察をお受けください。診察を行い症状に応じて適切な処置及びお薬の処方をさせていただきます。
- 施術に伴う痛みは、施術前に表面麻酔を塗布することによって、なるべく痛みを感じることなく施術していただけるようにしておりますので、安心して施術をお受けください。
- ヒアルロン酸注射は全額自己負担(保険適用外)となりますので、より患者様の負担軽減のため、当クリニックでは麻酔料金はいただいておりません。
- 痛みに弱い方にも安心して施術していただけるように、表面麻酔時間は30分~150分の間で患者様ご自身でご選択いただけます。
2.腫れ・内出血・むくみ
ヒアルロン酸注射は、お肌の表皮に極細の針を刺してヒアルロン酸を注入しますので、切開施術のような傷痕は残りません。しかし、ヒアルロン酸を注入した部位に腫れや内出血、むくみやかゆみなどが起こることがあります。
これらの症状は注射針を刺す治療には起こりえるものですので、時間の経過とともに症状は落ち着いていきます。ほとんどの方が1週間ほどでこれらの症状は治まります。まれに10日~2週間以上症状が治まらない場合は、すぐに医師の診察をお受けください。
3.違和感・異物感
ヒアルロン酸注射の施術中や施術後に、人によっては体内に異物を入れるため違和感や異物感を覚えることもあります。多くの場合はまだ体内にヒアルロン酸を注入した際の変化に慣れていないだけなので、誤った施術をしていない限りは、数日~1週間ほどで気にならなくなります。
なかなか異物感や違和感が消えない場合は、すぐに医師の診察をお受けください。
4.アレルギー反応
極まれにヒアルロン酸でアレルギー反応を起こすことがあります。ただし、現状ではアレルギー反応が起こる確率は0.05%と言われているため、そう多くはありません。とは言え、起こる確率がゼロというわけではないため、アレルギーが起きやすい方は必ず、カウンセリング時にしっかりとクリニックに相談しましょう。
5.血管閉塞
血管閉塞とは、血管を塞いでしまい血液が流れなくなる症状のことをいいます。
この症状は、ヒアルロン酸注射の施術時に誤ってヒアルロン酸を血管に注入してしまうと起こります。ヒアルロン酸を誤って血管に注入してしまうと必要な場所に血液が届かなくなり、その場所は壊死してしまう可能性があります。
ヒアルロン酸を注入する際に特に危険視されている副作用です。医師の経験不足から引き起こす現象でもあり、ヒアルロン酸の施術をご希望される際は、経験豊富な医師の施術をお受けていただくことでリスクを軽減することができます。
6.感染症
清潔な環境で施術を行えば問題ありませんが、不衛生な環境でヒアルロン酸を注入すると感染症になる場合もあります。注射針に細菌が付着していると、そこから体内に細菌が入り込んでしまう場合があるのです。
ほとんどのクリニックでは衛生面に気を使っているため、感染症が起こることは稀ですが、気になることがある場合は、診察時(カウンセリング時)に医師になんでもご質問いただき、ご納得いただいた上で施術をお受けください。
ヒアルロン酸の施術をお受けいただけない方
- 妊娠されている方・妊娠の可能性のある方
※必ず医師にご申告いただき診察時にご相談ください。 - ケロイド体質・アトピー性皮膚炎・光過敏症・感染症などの肌トラブルのある方
- 神経疾患のある方
- 過去に麻酔でアレルギー症状の出た方
◆上記に該当する方は、必ず診察時(カウンセリング時)及び施術前に医師にご申告いただきご相談ください。
ヒアルロン酸注射の料金詳細
※ヒアルロン酸注射は保険適用外となりますので、全額自己負担となります。
ヒアルロン酸注射の料金表 (全て税込価格) |
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自費初診料 | ※当クリニックにて初めて自費診療をお受けいただく方 ※前回の自費診療から3カ月以上経過されている方 |
3300円 | ||
自費再診料 | ※前回の自費診療から期間が3カ月未満の方 | 1100円 | ||
ヒアルロン酸注射 | 1本(0.8ml) | 44000円 |
- ※ ヒアルロン酸注射施術時には、上記のボトックス注射料金と合わせまして自費初診料または自費再診料をお支払いいただきます。
- ※診察(カウンセリング)は予約制ではございません。診察時に院長から具体的なご説明とヒアルロン酸注射についての同意書をご記入いただいた後に施術のご予約を承ります。
- ※ヒアルロン酸の施術は予約制となっております。
- ※麻酔料金は無料です。表面麻酔時間は、患者様のご希望に合わせて30分~150分内でご案内しております。
ヒアルロン酸の診察(カウンセリング)受付時間について
ヒアルロン酸の診察(カウンセリング)をご希望の方
- 【受付時間】
- 午前: 8時50分受付開始~11時00分受付終了
- 午後:13時50分受付開始~16時30分受付終了
※診察(カウンセリング)は予約制ではございません。
※診察(カウンセリング)時に、自費初診料または自費再診料のお支払いがございます。
※ご来院時ならびにお電話にて診察のご予約は承っておりませんので、上記の受付時間内にお越しいただきますようお願い申し上げます。