ピアス(耳・舌・ボディピアス、ピアス閉鎖等)
ピアスをあける前は、「痛いのかな?」「安全なのかな?」「高いかな?」など様々な不安があると思います。
ピアスは耳に金属製器具で穴をあける行為です。したがって、化膿したり、かぶれたり、耳にシコリができたりと、様々なトラブルのリスクがあります。医療機関で医師によってピアスをあければ、こういったトラブルを最小限に抑え、たとえトラブルが発生しても最適な治療でピアスホールをつぶさずに治療することができます。
ピアスをあける際に大事なこと3つ。
ピアスホール作成時に大事なことは以下の3つです。
- 自分の気に入る位置にピアスをあける
- 細菌感染が起こらないようしっかりとアフターケアをする
- 金属アレルギーに気をつける
当院では看護師と相談の上、納得のいく位置決めを行っています。また細菌感染が起こらないように、消毒した上ピアスホールをあけるのはもちろん、自宅でのケアの仕方をご説明しています。またピアスホールが完成するまでの間は、皮膚が金属アレルギーを起こしやすい状況にあるため、当院ではファーストピアスの素材は金属アレルギーの少ない医療用チタンを推奨させていただいております。
未成年者様(原則20歳未満の方)は保護者様とご一緒にご来院されるか、
未成年者様お一人でご来院される場合は必ず保護者様の自筆の同意書が必要です。
- ※ただし、15歳以下の方は同意書があってもピアスホール作成は承っておりません。
- ※同意書はクリニックに用意しておりますが、予め印刷していただき、ご持参されても結構です。
- ピアス同意書のダウンロードをご希望の患者様は、
- こちらをクリックしてください。
ボディピアス
ボディピアスは耳たぶピアスよりもトラブルが起きやすく、部位に応じて使用するピアスを変え、適切な位置・角度を見極めなければなりません。また血管や神経を傷つけてしまうリスクもあるため、専門的な知識を持つ医師が清潔で丁寧な穴あけを行い、万全のアフターケアを行う必要があるのです。
ピアススタジオではピアス穴あけを行うことが法律で禁じられています。資格が無く、知識や技術が稚拙にも関わらず穴あけを行っているピアススタジオが未だ多いのが現状です。また、ボディピアスに不可欠である感染予防の薬の処方ができないこと、麻酔を使用することができず穴あけに大きな痛みを伴うことなど、多くの問題があります。ボディピアスは血管や神経を傷つけてしまう可能性もあり、精通した病院でお開けになることをお勧めします。
また当院では、ボディピアスに伴うトラブル治療も積極的に行っています。他院やボディーショップ、ご自身でお開けになったボディピアストラブルもお気軽にご相談下さい。
ピアス孔閉鎖
お仕事の関係でピアス孔を無くしたい、大きめのピアスを着けていたらピアス孔が広がってしまった等の理由で、ピアス孔を閉じたいという相談を受けることが時折あります。ピアスは耳たぶを貫通する事で出来るため、表側だけでなく、裏側を含めて処置する必要があります。
治療は形成外科的手術にて行われます。局所麻酔を施し、耳たぶを貫通するピアスホールを周りの正常な部分を切り取らないように注意しながらくり抜いていきます。縫合は目立ちにくいように丁寧に仕上げていきます。複数の穴を処置したい場合は、期間を開けて複数回の手術を行います。
抜糸は5~7日目に行います。手術後3ヶ月ほどは赤みがあり、6ヶ月くらいまでは固さを感じますが、傷跡は少しずつ目立ちににくく、縫合部も柔らかくなってきます。耳たぶの大きさは、術前よりやや小さくなります。
ピアスホール作成の料金について
※ピアスホール作成は保険適用外となりますので、全額自己負担となります。
ピアスホール作成料金 | ||
自費初診料 | ※当クリニックにて初めて自費診療をお受けいただく方 ※前回の自費診療から3カ月以上経過されている方 |
3300円(税込) |
自費再診料 | ※前回の自費診療から期間が3カ月未満の方 | 1100円(税込) |
医療用ステンレス | 両耳1セット(2ヶ所) | 5500円(税込) |
医療用チタン | 両耳1セット(2ヶ所) ※金属アレルギーの方・金属アレルギーがご心配の方 |
7150円(税込) |
ボディピアス (顔・舌・体) |
1ヶ所 | 19800円(税込)~55000円(税込) |
- ※ ピアスホール作成には、ピアス代金と合わせまして自費初診料または自費再診料をお支払いいただきます。
- ※ 耳は1ヶ所のみ開けていただいても両耳1セット(2ヶ所)のピアス代金をお支払いいただきます。ピアスホール作成には使用しなかった残りのピアスお一つはお持ち帰りいただけます。ただしお持ち帰りいただきましたピアスを使用して後日ピアスホールを作成することは衛生上お断り致しております。
- ※ 両耳1セットご希望で尚且つ軟骨部位にピアスホールを作成する際、当クリニックの医療用ピアスガンでお開けすることができなかった場合はボディピアス料金が掛かることがございます。あらかじめご了承賜りますようお願い申し上げます。
- ※両耳のピアスホール作成およびボディピアスのご相談に関しての診察は予約制ではございません。ただし、ボディピアスホール作成は予約制になりますので、ご診察後にご予約を承ります。
- ※両耳のファーストピアスの持ち込みは衛生上お断りしております。当クリニックにてご用意させていただいているファーストピアスのデザインの中から当日お選びください。
- ※診察時にご希望のボディピアスを必ずご持参ください。
ピアスホール作成の副作用(リスク)について
- 開ける際に多少の痛みを伴います。※麻酔は使用しておりません。
- 個人差がありますが、化膿等の感染症が生じる場合があります。その際は早めに医師にご相談ください。
- ピアスホールが安定するまで概ね1~2カ月程掛かりますので、その間はファーストピアスを外さず清潔な状態を保ってください。
- ピアスの素材により金属アレルギーを発症するリスクがあります。金属アレルギーの方・金属アレルギーがご心配の方は事前に医師にご相談ください。当クリニックでは金属アレルギー検査も行っておりますので気軽にご相談ください。
- ピアスホールを作成すると体質によりピアスホール周囲にしこりができることがあります。
- ケロイド体質の方は、ピアスホール周囲の皮膚が赤く盛り上がることがあります。
ピアスホール作成に関しての受付時間について
◎両耳のピアスホール作成をご希望の方
- 【受付時間】
- 午前: 8時50分受付開始~11時30分受付終了
- 午後:13時50分受付開始~17時30分受付終了
◎ボディピアスのご相談をご希望の方
- 【受付時間】
- 午前: 8時50分受付開始~11時00分受付終了
- 午後:13時50分受付開始~16時30分受付終了
- ※診察は予約制ではございません。
- ※両耳のファーストピアスの持ち込みは衛生上お断りしております。当クリニックにてご用意させていただいているファーストピアスのデザインの中から当日お選びください。
- ※ボディピアスホール作成は予約制になりますので、診察後にご予約を承ります。
- ※当クリニックにはボディピアスのご用意がございませんので、診察時に必ずご希望のボディピアスをご持参ください。
- ※ご来院時ならびにお電話にて診察のご予約は承っておりませんので、上記の受付時間内にお越しいただきますようお願い申し上げます。